雑魚との出会い。

〆切間近はいつもこーなる。。。

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我がエンジン、暖気に時間かかりすぎ。

zako
寝みーよー。。。

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私事ですが、猫の名前は ZAKO といいます。

もう何年前になるのかな。何十年前か。

福岡にて九州産業大学生だったわたくし。二浪しましてやっとこさ入れた大学。ある冬の大雨の寒い日、飲んだくれの私は寒い雨に打たれながら傘もささずに歩いてゆこう、をしている。

ふと販売機の横でか細く鳴いている彼を見つけまして。

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ひょいと拾い上げると軽いこと。しかし、命が手のひらに乗っている。下に降ろして帰路につけばなんてことのない日々。暖かい風呂に入って本日終了。のはず。だったのだが。降ろせない。ニャーと鳴けずにナーと鳴いている。いや、泣いているのか。

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運命か宿命か。動物なんて、ペットなんて、興味なんて、何にもなかった私。どうせ飼っても面倒見ない私。気にしない私。気にも止まらない私。

そんな私の気まぐれオレンジロード。気が付くとその子猫をレオンみたいなロングのブラックコートのポケットに入れて歩いていた。彼はポケットの中から顔を出してナーナーゆーてる。

誰もいない道路で独り言のように話しかけた。

 

拾った命はオレが面倒見てやる。君の名前は雑魚に決定。これからもよろしくな。

 

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まさか卒業して、京都に行って、帰沖にまでもついてきて。そんな俺は結婚してまさか三人で暮らすことになるなんて。な。ほんと、人生はわかんないぜ。

様々な人生の岐路で一緒だった雑魚。悲しい時も楽しい時も苦しかった時も幸せな時も。本当に感謝しかない。

 

天国で待っててな。

 

いつか、俺も行くからその時はまたポケットにでも入れてやるぜ。ずっと愛してるよ。